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NARIMON AQUARIUM
ナリモン水族館は、ジャパリ島のゴコクエリア東岸に位置する園営の大型複合施設です。ゴコク管理センターによる運営のもと、水棲生物の飼育、展示、保護、研究などが行われています。水族館エリア、ショッピングエリア、リゾートエリア、職員用居住エリアの四つのエリアで構成された当館は、水族館というだけでなくひとつの街としても機能し、ゴコクに訪れる人々、そこで暮らす人々により活気に溢れています。
当館は一般客だけでなくアニマルガール達にも多く利用されています。動物がヒト化したとされるアニマルガールにとって動物の飼育設備が整った当館は居心地が良いらしく、館内で誕生した個体以外のアニマルガールも外部から頻繁に立ち寄り、活動の拠点として使っています。中にはスタッフとして働く個体も存在し、飼育員、ガイド、パフォーマー、調査員、レストランやホテルのスタッフなど役職は多岐に渡ります。彼女達が一般職員に混じって和気藹々と働いている様子もまた、日本本土では見られない当館の名物として愛されているようです。
水族館エリア
ナリモン水族館の根幹とも言える飼育展示施設群です。ゴコク東海岸に隣接する本館と、シヨノリバー中流域に位置するアワナミ淡水研究所の二箇所に別れています。
本館は主に屋内展示型の「アクアエキスポ」と屋外展示型の「サンシャインハーバー」の二つのエリアに別れ、その広大な敷地の中で様々な生物種を飼育しています。灯台型の巨大モニュメントがある中央広場では、ハロウィンやクリスマスなどの行事がある日にはフレンズとスタッフの主導のもとモニュメントを囲むようにイベントが開かれているようです。
ホテルの先にあるクルーズ船乗り場からシヨノリバーを登るとアワナミ淡水研究所に到着します。ここではゴコクエリアに広がるサファリの淡水環境の調査・研究を主に行なっており、本館ほどの規模はありませんが飼育展示もされています。
ショッピングエリア
ナリモン水族館全体の中央にはショッピングモールやレストラン街が並ぶショップエリアがあります。
「ナリモンシーサイドモール」には水族館のお土産店はもちろん日用品・雑貨店やフードコート、アミューズメント施設など様々な店舗が揃っており、ゲストだけでなくパーク内で生活しているスタッフやフレンズたちにも頻繁に利用されています。
「レストランストリート」はビュッフェにお寿司、ファーストフード店にデザート専門店など、幅広いジャンルのレストランが立ち並んでいます。ナリモン水族館名物の「ウミウシアイス」もここで堪能できるので、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
リゾートエリア
ナリモン水族館を訪れた人々のほとんどは、ショッピングエリアの先にあるリゾートホテル「ナリモンマリンホテル」に宿泊しています。近海で採れる新鮮な魚介、アンインエリアの野菜などをふんだんに使った料理のレストランや東ゴコクの絶景を展望できるプールや露天風呂、目の前に広がるリゾートビーチなど、贅沢なひと時を楽しめる要素が満載です。
東ゴコクは常夏のためプールやビーチは年中賑わい、中には夏季以外にも海水浴を楽しもうと、このリゾートビーチ目的でジャパリパークに訪れる人々もいるのだとか。水浴びをして遊ぶ海鳥や海獣のフレンズを頻繁に見ることもでき、非常に活気に溢れたレジャースポットとなっています。
職員居住区
水族館方面からシヨノリバーを渡ると、ナリモン水族館関連施設で働くスタッフ専用の居住エリアが広がっています。スタッフたちは所属チーム毎に別れシェアハウス形式で生活しており、それぞれの施設に勤務しつつ時には公園で遊ぶなどをして日々を過ごしています。このエリアに立ち入るにはスタッフ専用カード、もしくは特別許可証が必要なため、見学ツアーなどの場合を除き一般人が入ることはできません。
ナリモン水族館で働いているフレンズは「ナリモン水族館公認フレンズ」として活動しており、左腕に緑色の腕章を身に付けているのが特徴です。そんな彼女たちも(一部を除き)この居住エリア内で担当の特殊動物飼育員と共に暮らしています。