CHARACTERS
人物設定
あお
(オニイトマキエイ)
広い空に憧れる大水槽の箱入り娘
1日の大半を大水槽の中で過ごす不思議ちゃん。「ふわふわ」「ひらひら」といったオノマトペを発言に混ぜる癖がある。魚類課所属で臨時担当飼育員のタツミを気に入っており、外の散歩や遊泳など(彼女なりに)熱いアタックを度々仕掛けるも、内気で奥手な彼になかなか応えてもらえずもどかしい日々を過ごしている。「空を泳ぐ」という夢を密かに抱き、上をぼうっと見上げては憧れの眼差しを向けている。
呼び方:ボク / キミ / 呼び捨て
好きなもの:タツミ, 青空, 外の世界の話
嫌いなもの:乾燥, 寒いところ
アニマルガール歴:まだまだ
けものミラクル
えぶりでいふわふわじゃーにー
地上と大空を自由に駆けたいと願う、強い憧憬が与える力。
胸びれから飛行機雲状のプラズムを発し、空中を自由に飛び回る。
またプラズムを他者へ纏わせることで、空中飛行の誘導や、水中での呼吸を可能とさせる。
ナリモン水族館の屋内型展示施設「アクアエキスポ」でも最大規模の大水槽で、元動物の頃に近いのんびりとした生活を続けている。そこに行けばほぼ確実に姿を拝めるという点で、館内で最も会いやすいアニマルガールと言える。
臨時担当飼育員タツミの許可と、必ず誰かが同伴することを条件として外出が可能であり、時々他のアニマルガールたちと過ごすこともある。
どういう原理か水中でも陸上と同じように声を発することが可能。大水槽ではあおとゲストがマイク越しで会話できるプログラムを不定期に開催しており、あお本人も貴重なコミュニケーションの機会として積極的に参加してくれている。
彼女のスローペースで掴みどころのない雰囲気のせいか、隠れファンも少なくないのだとか。
頭部の側面にある頭鰭を模した部分は腕のように自由に動かすことができ、主に感情表現で用いられる。水中を泳ぐ際はくるくると巻かれ畳まれている。
髪の大部分が変質した胸鰭も元動物同様に動かせる。表面は鮫肌のようにざらざらしているため、うっかり肌が触れて擦れないよう注意が必要。